お迎え前に安心できる環境を用意してあげる
目次
落ち着ける環境を用意してあげよう
初めてモルちゃんをお迎えする時はワクワクドキドキで何を用意してあげよう名前を何にしてあげようとなど色々と考えますが
まずはモルちゃんが落ち着ける環境を用意してあげましょう。
モルちゃんはとても臆病でビビりな子が多いです。
そんな子がいきなり知らない場所に連れてこられて謎の巨人(飼い主)が見ているので少しでも安心できる環境を用意してあげましょう。
ここにケージを置いてあげよう!
ここに置いたらどうなるだろう?
部屋んぽはしやすいかな?
お世話はしやすいかな?
など考えながらモルちゃんのケージを置く場所・環境を考えてあげて下さい。
モルちゃんのケージを置くのに向いている場所
ケージを置くのに向かない場所
ケージの近くではドタバタしない!
- ケージの近くでドタバタ走り回らない
お迎えしたばかりのモルちゃんからするといきなり知らない所に連れてこられて謎の巨人がドカドカ目の前を行ったり来たり...
そんな状態では、落ち着けずストレスを感じてしまいます。
臆病でビビりな子が多いモルちゃんならばなおさら怖がってしまい落ち着けません。
ある程度慣れてきたら、多少騒いでも平気かも知れませんが、モルちゃんからしたら自分よりも圧倒的に大きい生き物が目の前を行ったり来たりする事には変わりないので完全に鳴れるまでは、なるべくケージ付近を歩く時は静かに歩いた方が無難です。
完全に慣れきって人間を下僕扱いしているモルであれば、目の前でコサックダンスの練習をしても「ついにいかれちまったか?」と不思議そうな顔で見てくるだけになります。
慣れきっていてもストレスを感じる子は感じるので、ダンスの練習はモルちゃんの様子を見ながらにしましょう。
ケージは床の近くがおススメ!
- 床にケージを置いてあげる(低床でしっかりとしたところでもOK)
モルちゃんは、身が詰まっているので体重があります。
ケージの中で何かの拍子に走り回った時に高い所にケージがあるとケージが揺れて落下してしまう可能性があります。
また徐々に慣れてきて部屋んぽなどでケージの外に出てくるときも、ケージの出入りに飼い主さんの手を借りずモルちゃんが自分で行き来できると疲れたり満足したら勝手に帰ってくれるようになるので便利です。
高い所にあると部屋んぽの時自分でパラシュートを装備して落下できるくらい特殊な能力を持ったモルちゃん以外は、飼い主さんが抱っこをしてから出すことになりますその際普段大人しい子でも絶対に暴れないとは言い切れません。
もしも暴れたモルちゃんを制御しきれなかったら高い所から落ちて怪我をしてしまう事になります。
自分の家のモルちゃんは、暴れないしケージもしっかりと置いてあるし部屋んぽもしっかり抱っこしてるから大丈夫と思っても地震が来れば棚ごと倒れてしまう可能性があります。
やはり高い所は避けるのが良いでしょう。
モル達は「我々の豪脚ならばこれしきの段差無いに等しい!」と自信満々に高い所に挑戦しますが、まず怪我をするので無理なチャレンジをする前に止めてあげて下さい。
直射日光は避けるのがおススメ!
- 直射日光を避ける
直射日光が当たると陽の光を浴びれて気持ちよさそう!と思うかも知れませんがそんなことありません。
直接日光が当たるとケージ内が暑くなってしまいます。
昼と夜の温度の寒暖差も大きくなってしまうのでストレスにもなります。
日光浴に関しては夜行性寄りだから必要ない派とそれでも少しは必要派の2つに分かれているので正解は解りません。
因みに当サイトでは週に数日少しだけ日光浴をさせてあげるのがおススメです!
(クイーンズ大学獣医学部のサイトだと一日20分週に数日の日光浴が必要との記載があります)
音が出る物はケージと離しておくのがおススメ!
- TV・ラジオ・スマートスピーカーなど音の出る物を避ける
モルちゃんは大きな音や強い光などはストレスになります。
TVは映画や音楽番組などを見ているといきなり大きな音や強い光・点滅などがあるのでモルちゃんのストレスはマッハです。
ラジオはビカッと光ったり光が点滅するようなことはありませんが音楽番組などで大きな音が出る可能性があります。
最近はスマートスピーカーを利用している方も多いと思いますが意外と大きな音まで出す事が出来ます。
それに話しかければ受け答えをしてくれますが意外と声が大きかったりします。
スマートスピーカーは音楽を聴くことも出来るので大きな音が鳴る可能性もありますケージの近くに置くのは避けるのが無難です。
(私の家にはアレクサがいますが通知があるとボヤっと光ってずっと話しかけられるのを待っていますストレスになるほど強い光ではありませんがなるべくケージとは距離を取った方が良いと思います)
全ての音が出る機器に言える事ですが、人間の設定ミスなどでいきなり爆音が出る事が極稀にあるので音が出る機器は、なるべくケージから離れた位置に設置する事をお勧めします。
ケージは風通しが良い場所に置くのがおススメ!
- 風通しが良く湿気がこもらない場所
モルちゃんは水を飲むのがドヘタクソでおしっこの量も多いです。
ですのでケージ内は湿気が多くなりがちです、特に壁が4面全てアクリルで出来ている場合は湿気がこもりやすいので注意が必要です。
湿気多すぎると感染症や皮膚病など病気の原因にもなってしまう事があります。
風通しが良いといってもビュービューと風が吹くのはNGです、風が直接当たらないように注意して下さい。
ゆっくり風を感じないくらい自然と空気が循環しているのが理想です。
人がいる部屋にケージを置いくのがおススメ!
- 飼い主と同じ部屋
来たばかりで人間と同じ部屋で大丈夫なの⁉さっき人通りが多い所は避けろって書いてたじゃん!
と感じるかもしれませんが、人のいない静かな部屋に慣れてから再度人間のいる部屋に慣れる方が大変です。
同じ家の中でも部屋が違えばモルちゃんからすれば全く違う空間です。
短期間のうちに2回も住む環境が変わると強いストレスを感じてしまいます。
人がいる部屋の中で入口から遠く比較的静かな場所に他の条件とも相談をしながらケージを置く場所を考えてあげて下さい。
人の目があればモルちゃんの小さな異常(病気・怪我など)にも気づきやすいです。
それに人がいれば室温湿度も簡単にチェック出来るのでおススメです。
お迎えしたばかりの子・隠れ場所が無い場合には、タオルや毛布をケージにかぶせて目隠しをしてあげるのがおススメです。
人の姿が見えなくとも気配は感じ取れるので人のいる空間にも慣れてくれます。
屋外飼育はNGです
屋外での飼育はNGです。
屋外にはモルちゃんを捕食する動物(猫・カラスなど)が沢山います。
ネットを張ってあげたから大丈夫でしょと思っても日本の夏と冬はモルちゃんが快適に過ごせる環境ではありません。
でも野生は外で生きてるんでしょ!と考える人もいるかもしれませんが日本で野生のモルモットが繁殖をし越冬して問題になっていると聞いたことがありますか?
恐らくないはずです日本の環境下では、冬は寒さに夏は暑さに耐えれず生きていけません。
動物園では外で飼育してる!という人もいますが動物園では、夏にはちゃんと日陰を用意したり冬にはヒーターを使ってあげていますし夜はちゃんと飼育舎に帰ります。
開園して来園者の人が見れる場所が屋外というだけで基本の生活スペースは屋内のはずです。
再編集日2023/6/8
いくつかの部分で説明を追記・編集しています。
内部リンクを追加設置して詳しく書いてある記事に飛べるようにしました。