モルモットにリンゴをあげてもいい?
全ての食べ物共通の注意点
どの食べ物(野菜・フルーツ)でも共通して与え過ぎはNGです。
基本的に野菜・フルーツは、牧草・ペレットよりも嗜好性が抜群に強く、あげればあげるだけドンドンモルちゃんの口に吸いこまれていきます。
事前に与える量を決めて与え過ぎないように注意して下さい。
またモルちゃんの体調や現在の状態によっても、与えて良い食べ物は変わってきます。
病気療養中や持病がある子の場合は、特に注意して栄養素などをよく調べてから与える事をお勧めします。
※心配であれば病院に行った際に、獣医さんに直接与えてもいい野菜・フルーツの種類と1日に与えてもいい量を聞いておきましょう。
モルモットはリンゴを食べれる?
リンゴは、モルモットに与えてもOKです。
※種や芯や未成熟なリンゴやNGです。また皮も農薬やワックスが付いている事があるので皮は剝いてからあげるのがおススメです。
通常スーパーなどで販売している物であれば問題ありませんが、農家の方から別けて貰った物や自宅で育てた物を与える時は、未成熟の物に注意して下さい。
与える量は一日に与えるご飯の総量の2~5%程までに抑えておきましょう。
あくまでも主食はチモシー等の牧草で副菜としてペレット、おまけのおやつやご褒美として果物や野菜をあげるようにして下さい。
リンゴの場合生で与える場合も乾燥のペット用の物、両方とも与える機会が多いと思いますが、下の栄養表と若干異なる数値になりますがペット用の乾燥したリンゴも与えてOKです。
出来れば生の方が、食いつきも良く食べている姿も可愛いのでスーパーや八百屋さんで買って来て皮をむいて、ある程度のサイズ(シャクシャク音が良く聞こえるサイズ)にカットした物をあげるのがおススメです。
リンゴは、三角形にして少し薄くカットしてあげるとモルちゃんも食べやすいです。
またリンゴは、すり潰してその汁を流動食に混ぜてあげると食いつきが非常に良くなるので、なかなか流動食を食べてくれないというモルちゃんにもおススメの果物です。
果物は野菜よりも糖分が多く含まれているので、毎日ではなく週に数日特別なご褒美といった感覚で与えるようにして下さい。
野菜であれば量を守れば大半の物は、毎日与えても問題ないです。
品名 | ビタミンC | カルシウム | 食物繊維 | カロリー | 水分 | タンパク質 | 脂質 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
リンゴ (生皮むき) | 0.4㎎ | 0.3㎎ | 水溶性40㎎ 不溶性100㎎ 総量 140㎎ | 5.7kcal | 8.41g | 10㎎ | 20㎎ |
※元サイトでは100g単位の栄養素を記載していますが
モルモットに100gも与える事はあまり無いので、ここでは単純に10で割って栄養素を表記しています。
文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂) 第2章 参照
https://www.mext.go.jp/index.htm
果物・野菜を与えるメリット
一番大きなメリットとして抜群の嗜好性です。
動く食欲・食の為なら死地にも挑む生き物がモルモットです。
飼育を始めて日が浅く人間の事が怖くとも、美味しい物の為なら近づいてきます。
この食欲を利用して果物や野菜を使いモルちゃんとの距離を縮める道具として使うことが出来ます。
他の何を使うよりも「美味しい物をあげる」これだけでモルちゃんとの距離をググっと距離を縮めることが出来るので、特に人間を怖がる子におススメです。
もちろん普段のふれあいでも大活躍間違いなしです!
人間にもベタ慣れでもうこれ以上懐かない!という子でも病気や怪我などで食欲が落ちてきている時に使うことも出来ます。
牧草もペレットも食べてくれない...という時でも果物や野菜ならば食べてくれるという時は結構あります。
モルちゃんと生活をしていると、どうしても何かしらの病気・怪我をして食欲が減退してしまうタイミングは必ず訪れます。
そんな時好きな物をあげて、とにかくお腹に何か入れるという時やその場しのぎの際に非常に活躍してくれます。
最後に...
最初の所にも書きましたが、適量を守りながら与える分には問題ありませんが、毎日大量に与え続けると病気の元になりますので与え過ぎにはくれぐれも注意して下さい。
またモルモットに与える野菜・果物は、モルモットに与えても問題ないかどうかよく調べてから与えるようにして下さい。
人間が食べれるからモルモットも行けるだろう!という考えは間違いです。
人間は美味しく食べれても、モルモットには毒になる物も沢山あります。
毒になる物の例 玉ねぎ アボカド ネギ ニンニク ニラ トマトのヘタ ジャガイモの芽や皮 チョコレート etc...
※近いうちに与えてはいけない物をまとめた記事を書くので書きあがり次第リンクを貼っておきます。