モルモットの毎日のお世話

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毎日のお世話

余りの可愛さに天使ではないかとの意見が支配的ですが実は、モルモットは生き物なのでお世話が必要です。
生き物を飼育する事はお世話をする事なので飼い主として責任を持ってお世話してあげましょう。
お世話も色々とありますが毎日するお世話と定期的に必要なお世話の2つに別けれます。
ココでは毎日してあげる必要があるお世話を紹介します。
まだモルちゃんをお迎えしていない・お迎えしようか考えているという場合はこんな感じなんだなと想像して、毎日お世話をする時間がしっかりと取れるか考えてみて下さい。
健康に状態に関するお世話は、別のページにまとめてありますのでそちらをご覧ください。

ケージの掃除

モルちゃんのウンチ・オシッコの量はその体からは考えられない程大量です。
毎日しっかりと掃除をしてあげないとあっという間に床がウンチだらけになってしまいます。
床材の種類にもよりますが管理人宅の場合は1つのケージ清掃にかかる時間は5~10分程です。
管理人宅の場合は床材がフリースの布とペットシーツで構成されているので、それを抜いて新しい物と交換するだけなので割と短時間で済みます。
以前床全面でおがくずを使用していた頃は、1つの掃除につき20分くらい掛かっていたので床材によって掃除の時間は大きく変わってきます。
飼い主さんも疲れてしまうので、毎日のお掃除で張り切って毎回ピッカピカにまでしなくても大丈夫です。
逆に少しモルちゃん自身の匂いが残るくらいにしておいてあげた方がモルちゃんも落ち着けます。

お世話頻度最低でも1日1回※理想は朝晩2回

ご飯・水の補充

小さい体でアホみたいな量を食べるのでご飯も切らさないように補充してあげましょう。
与えているペレットは、パッケージに記載されている分量を守って与えるようにして下さい。
基本チモシーよりペレットの方が好きな子が多いのであればあるだけペレットを食べてしまいます、モルモットの主食は牧草でありペレットではありません。

ペレットの補充と同時にチモシーの補充もしてあげて下さい。
時間が経ち香りが飛んでしまうと食べが悪くなる事があるので常にいい香りのするチモシーを食べれるようにして下さい。
またお気に入りの部位があればその部位を食べつくしてしまい、残った部分はあまり食べないという事もあるので定期的に補充して沢山食べてもらう様にして下さい。
穂>>葉っぱ>>>>柔らかい茎>>>>>>固い茎の順で食べていく子が多いです。
訳アリ激安特売品などのチモシーは穂や葉っぱの部分が少なかったりするので購入する時は注意が必要です。

水も新鮮な物を常に飲めるようにしておいてあげて下さい。
モルちゃんの多くは給水機から水を飲むのがド下手な子が多いです。
ですので減っている分、全てを綺麗に飲んでいる訳ではありません。
お迎えして日が浅い頃は「こんなに水飲んで大丈夫?」と思うかも知れませんが大半はこぼれているので大丈夫です。

水が古くなっていたりペレット・チモシーが無くなっていると鳴いて知らせて来てくれる子もいます。
※水などにビタミン剤を添加している場合は必ず1日1回は水の入れ替えが必要です。

お世話の頻度朝・晩の2回

部屋んぽ

モルちゃんは運動は苦手ですが動くこと自体は好きな子が多いです。
運動はストレスの発散にもなるのでしっかりと動いてもらいましょう。
部屋んぽ中に飼い主さんと触れ合う時間も作って癒されてください。
大体1回30分程で飽きてケージに帰るか部屋のお気に入りスポットで寝ているので満足するまでモルちゃんに動いてもらいましょう。
抱っこやナデナデが出来れば部屋んぽついでにモルちゃんの体を触って異常が無いかチェックしてあげて下さい。

お世話の頻度1日1回30分程度
※モルちゃんがまだ動きたい様子ならば時間を延長してあげて下さい。

1日のお世話まとめ

お世話の種類お世話の頻度お世話に掛かる時間の目安
ケージ清掃1日1回
理想は1日2回朝と晩
床材がフリースの場合約5分~10分
床材がおがくずの場合約10分~20分
※床材により掛かる時間は大きく変動します。
ご飯・水の補充1日2回5分程度
部屋んぽ
(簡易健康チェック)
1日1回
時間に余裕があればモルちゃんが出たがる限り1日に何回でも可
1回30分程度
モルちゃんが飽きるまでエンドレスでも可

以上3つがモルちゃんに対して毎日必ず必要になるお世話の項目です。
これに加えて持病等があるモルちゃんは薬を飲ませてあげたり塗ってあげたり健康チェックの項目が増えたりと必要なお世話が増えます。
高齢になってくると介護が必要になる子も出てくるのでその場合は、さらにモルちゃんの為に時間が必要になります。
モルちゃんのお世話は、最初の慣れていない頃は結構時間が掛かりますが慣れてくるとシャシャシャっと素早く出来るようになります。
慣れてくると作業スピードが速くなるのは勿論ですが、お世話用品を最適な場所に置くのがお世話の時間を短縮する為の一番の近道です。
なるべくお世話に必要な物は1ヶ所にまとめて置いておくと動く手間が節約できるので時間の節約が出来ます。