モルモット大脱走!【早急に捜索】
モルモットが脱走した場合の探し方
部屋んぽ中やケージ掃除の最中しっかりと対策をしていたにも関わらずモルが忽然と姿を消した!
焦ってしまうと思いますが、こういった普段と違う時こそ落ち着いて行動して下さい。
家の中→ご近所の順で捜索をして見つからなければ、然るべき場所への問い合わせ手続き対処をするようにしましょう。
家中くまなく捜索
ドアや窓が開いていても臆病な子が多いモルモットが「新たなる地へ、今がその時」と出ていく可能性は低いです。
まず最初に家の中特に部屋んぽ・ケージ掃除をしていた部屋をしっかりと隈なく探すようにしましょう。
案外ケージの裏の隙間や棚の裏に隠れている事があります。
それでもいなければ捜索範囲を家中に広げて捜索します。
冷蔵庫の裏・洗濯機の下・押し入れの中などモルが入る可能性のあるとこは、しっかりと確認して下さい。
戸建てで、2階建て以上のお家の場合で1階で行方不明になった場合は、2階3階の捜索は基本的に不要です。
何故ならモルちゃんは、基本的に階段を上る事が不可能だからです。
階段の高さにもよりますが、仮に一段登れても2階に上がれるほどタフな子はそうそういません。
※複数人で捜索できる場合は、⇩ご近所捜索と同時に行うようにして下さい。
ご近所を捜索
家中探しても見当たらない場合は、ご近所を探して回ります。
道路の真ん中でプップク歩いている事はまず無いので、近所の草むらの中・物置の隙間・ゴミ集積場などモルモットが身を隠せそうな場所を探していきましょう。
基本的モルモットは、ジャンプして高い所に逃げる事は無いので、探す時は下を見て痕跡(ウンチやオシッコ・抜け毛等)を探していく捜索方法がおススメです。
モルモットは体力・運動能力がそこまで発達している動物では無いので、家から半径100~200m程度を目安に捜索するのが良いと思います。
※複数人で捜索できる場合は、⇧家の中の捜索と同時に行うようにして下さい。
警察・保健所への連絡
家の中・ご近所を探しても見つからない場合は、警察に遺失物届を提出するようにして下さい。
ペットを保護したりして警察へ持って行くと遺失物として扱われるので、届け出をしておけば保護された時に連絡が来ます。
因みに落とし物として届けられた動物は、警察署で2週間程度飼育したあと、動物愛護センターや愛護団体、愛好家の人たちのもとに預けらるので、見失ってから色々落ち着かず手が付けられない状況だと思いますが最低でも2週間以内には届け出をするようにしましょう。
警察に届け出をする時の注意点
- いなくなった子の写真などをすぐに見せれるようにしておく。
モルモットの事をよく知らない方もいるので「これが家の子だ!」と分かる写真を用意しておきましょう。
※毛色や種類(毛の長さ・くせの具合)などが一発でわかる全体を写した写真が望ましいです。 - いなくなった時の日時・状況を正しくしっかりと伝えるようにしましょう。
- 飼い主さんの名前・住所なども必要です。
運転免許証やマイナンバーカードなどを持って行くのがおススメです。
上記の通り警察に届けられた後は、高確率で動物愛護センターや保健所に行く事になるのでそういった施設への連絡も忘れないようにしましょう。
また動物の事なので警察には連絡せず、保護施設に直接目撃・保護の情報を知らせてくれる人も多いので、警察への届け出と同じタイミングで近隣の施設にはしっかりと連絡しておきましょう。
貼り紙・チラシなどの作成配布
諸々連絡が済んだら次は近所の方へチラシを配ります。
チラシには、写真・特徴・いなくなった日時・飼い主の連絡先を書いて⇧で捜索した(ご近所を捜索)範囲を中心にポスティングします。
ご近所の人が庭作業や散歩などのタイミングで見かけたor保護しているなどの情報が入ってきやすくなります。
マンションにお住いの場合は、同じ階のお家全てにポスティングして、ベランダを探して欲しい旨を記載しておくのがおススメです。
また可能であれば町内の回覧板などにチラシを入れて回してもらうようにしましょう。
近隣の人が多く来る場所(地域の人が多く来る場所)動物病院・ペットショップ・学校・駅などにポスターを貼りましょう。
ポスターを貼るのも良いですが同時にチラシを何枚か持って行き、配って情報を少しでも集めれるようにするのがおススメです。
※発見出来たら剥がす必要があるのでポスターを貼り付けた場所は、しっかりと覚えておくようにしましょう。
※ポスター貼り・チラシ配布どちらもしっかりと許可を取ってから行うようにして下さい。
他のペット捜索ポスターが貼ってあるからと、無許可で貼ったりしても違反扱いになり剝がされてしまう事がありますので注意して下さい。
市役所等への問い合わせ
現実的な問題として、モルモットは機敏に動いて逃げたり避けたりというのがあまり得意ではありません。
ですので車や自転車に惹かれてしまう可能性も高いです。
交通事故やその他の理由により既に亡くなってしまっている動物の情報が、生活環境課・都市整備課・ゴミ収集課など担当している課は、地域ごとに違いますがそういった所に来ている可能性もありますので連絡をしてみて下さい。
※悲しいかなモルモットという動物はあまり認知されておらず、誰かしらのペットという認識をされず市役所などへの連絡が遅れる可能性が高いです。
見つかった場合の行動
発見出来たら、まず最初に連絡をした施設・警察などへ発見の報告をしましょう。
捜索の為に人員を割いてくれている場合もあるので、連絡はなるべく早めにするようにして下さい。
ポスターなどを貼っている場合は、当該施設の方に発見の連絡とお礼言ってポスターなど掲示物を剥がしておきましょう。
ご近所さんにチラシなどを配布している場合は、発見の報告と協力のお礼を忘れず言いましょう。
回覧板などにチラシを入れていた場合も同様に、発見の報告とお礼の文章を書いた物を作成して回覧板等で回してもらうようにしましょう。
逃がさないことが大事
正直捜索手順など色々書いておいてこんなこと書くのはどうかと思いますが、モルモットが屋外に逃げ出してしまった場合、素早く発見できなければ、現実的な所亡くなってしまっている可能性が高いです。
日本の屋外は、モルモットにとって、とてもとても危険です。
野生動物もいれば、夏は暑く冬は寒い、都市部では車もビュンビュン、こんな環境でモルモットが数日生き抜くのは至難の業です。
ですので脱走させないように対策をするのは勿論大事ですが、部屋んぽ中ケージの掃除中もしっかりと目を離さず見ておく事が大事です。
ジーっと見ていてもケージ掃除など作業が出来ないので、5分に1回でも良いのでモルモットが今どこにいるか何をしているのか確認するようにしておくだけでも脱走の可能性を大幅に減らせます。
万が一の事が無いようしっかりと意識して予防策を講じておく事が大事です。
脱走防止アイテム
モルモットのジャンプ力だとここまでの高さは必要ありませんが、若くて筋力のあるモルは意外と高くジャンプするので万が一を考えればこの位の高さでもいいかも知れません。
老モルであればジャンプする事自体稀になるし高さもそこまで飛ばないのでハムスター用の低めの柵で十分かと思います。
柵の形状によりますが足などを挟まない形状の物がおススメです。
部屋んぽ中・ケージ掃除中窓を開けて空気乗れ替えをしている場合は網戸をペット用にしておくのも効果的です。
通常の網でも大半は問題ありませんが経年劣化で傷んでいる場合、モルモットの力でも簡単に穴が開いてしまうかも知れません。
ペット用の丈夫な物にしておけばその心配はまず無いので、心配ならばこういった物に張り替えるのもいいと思います。
※値段が通常の網の数倍するので定期的に貼り替えをしているのであれば無理にこういった物にする必要は無いと思います。
ですがステンで出来ているので、耐久性は抜群で1回替えれば張替の頻度はかなり軽減されるので一度考えてみてもいいかもしれません。